新規就農者に必要なもののひとつ、失敗しない畑の選び方とは?

 

新規就農するために必要なもののひとつが、基本中の基本、畑=農地です。

ご存知の通り、農家さんは畑がなければお話になりません。

その畑も新規就農者ならではの苦労があるので、都内で新規就農にした失敗した我が家の夫だからこそわかる(笑)、失敗しない畑の選び方をお伝えします。

 

新規就農者の畑

少しでも農業を勉強して就農したいと考えている方ならばもちろんご存知でしょうが、農地を借りるには手続きが必要です。

当たり前ですが、

農家やりたいから農地くーだーさい!!

農業失敗夫

で「はい、どうぞ☆」と借りられるわけないです。

その辺りの手続きは今回は省かせて頂き、当ブログでは失敗しない=新規就農者でもやりやすい畑の選び方のみをご説明させて頂きます。

★研修先農家さんの見極めポイントは?

新規就農者が成功するための、研修先の農家を選ぶ時の見極めポイントとは?

畑が自宅と隣接している

まず、

 

借りられた畑が自宅と隣接している

 

と、とても便利です。

当たり前のことになりますが、自宅側なので作業がしやすいし、とにかく移動しなくて良いからです。

地方の方からすれば、

「そんなの当然でしょ」

という話かもしれませんが、都内で農地を借りるとなると、これが結構難しい条件にもなります。

私たちも経験ありですが、都内では借りられる農地が市内のあちこちに散らばってしまうなんてことが結構ザラにあります。

車で5~10分の距離に自分の畑があちこちに点在することもあり、実際に農作業をしていると、この移動が地味に面倒だったりするのです。

畑を借りる立場からすると偉そうに条件なんて言ってられないですが、それでもできれば、

 

自分の畑はなるべく近隣に集中して借りられた方が、とにかく仕事はしやすい

 

です。

開発予定の農地は絶対に止める

都内ならまぁまぁ有り得ることなので、一応。

現在は農地でも、

 

将来的に開発される恐れのある環境の土地

 

は、絶対に止めておくべきです。

コツコツと畑を作り上げても、自治体や国の意向で農地が潰されたら溜まったもんじゃありません。

「ここの土地は開発しようがないな~」

みたいな、山に囲まれ駅からも遠い農地なら安心ですが、中途半端に駅から近かったり高速道路の出入り口の近辺の農地だったりすると、大きい会社が土地を丸ごと買い取ったり、自治体の意向で土地開発の計画が立つこともあるので、少し危険です。

そのような土地開発の噂は昔からの地元住民の方がよく知っているので、危なそうな土地だと思ったら、地元の方にそれとなく聞いてみると良いでしょうね。

「昔は開発するなんて噂もあったのよ~」

なんて聞いたら、かなりリスクが高いです。

このご時世、農地にしておくよりも土地開発して企業を誘致するなどして税収が格段に上がるならば、

 

自治体としては絶対に開発を選ぶ

 

からです。

そうなると農家さんだけの反対運動でどうにかなるわけでもないので、できるリスク回避はしておきましょう。

まとめ

新規就農者の失敗しない畑の選び方として、

  1. 畑が自宅と隣接している
  2. 開発予定の農地は絶対に止める

これら2つの条件が合致していると良いですね。

「畑を借りる立場の人間があれこれ条件なんて言えない!」

という気持ちも充分にわかりますし、

「貸して頂けるならどこでもいいよ!」

と考えるお気持ちも痛いくらいにわかりますが、

少なくとも2の条件だけは絶対に忘れない

ようにしましょう。

農地を買った持ち主ならまだしも、農地を借りている立場の人間は、少なくとも貸主の意向には従わざるを得ませんからね。

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