新規就農は、夫婦一緒で始めた人・身軽な独身の人の方が、絶対的に成功しやすい! その理由とは?

 

新規就農する場合、ご夫婦二人や独身の方が、絶対に成功しやすいです。

これは、私たちの体験や周囲の新規就農者の方々を見ての答えなので、はっきり断言できます。

その理由は、一体何でしょうか?

 

夫婦二人で新規就農

ご夫婦二人で新規就農は、よく見かける成功者のパターンですね。

夫も憧れていた時期がありました…(笑)

なぜ、夫婦二人だと成功しやすいのでしょうか。

夫婦で同じ農業を好きという気持ちを共感できる

夫婦二人での就農の醍醐味です。

夫婦で同じ方向に向かって、同じ仕事をして、同じ目標を持っていられるのが良いのでしょう。

農作業は一人でやるよりも二人の方が断然効率が良いし、独りではないことも気持ち的に楽です。
(夫婦だと当然喧嘩もすることもあるでしょうが…)

私たちの周囲にも、何組かいらっしゃいました。

皆さん仲が良く、素敵なご夫婦ばかりでした。

最初は子どもはいない

新規就農したご夫婦は、どのご夫婦も最初はお子さんがいらっしゃいませんでした。

夫は長男が一人いる状態で新規就農しましたが、子どもがいるとどうしても育児の方にも手が掛かります。

誤解を招く言い方かもしれませんが、新規就農した最初の最初は子どもはまだつくらない方が良いかもしれませんね。

夫婦二人だけの方が身軽なので農業に集中できますし、就農した直後に妻が妊娠して農作業できなくなるだけならまだしも、妊娠中に何かあったら夫も農業どころではなくなる場合もあります。

夫は新規就農してすぐに妻の私が切迫早産気味で全く動けなくなって、今では当時の記憶が飛んでいるくらい毎日大変だったと証言しています…。

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農業の軌道が乗って経済的に安定してきたところで、お子さんをつくるご夫婦の方が圧倒的に多かったです。

独身で新規就農

私たちの周りでは、やはり独身の新規就農者の割合が高かったです。

20~40代、様々な年代の方がいらっしゃいましたが、既婚者は夫を含めても少数でした。

独身の方も新規就農で成功しやすいのは、身軽というのが一番の理由でしょう。

とにかく自分一人さえなんとかなれば良い

既婚者だと家族がいることで、プレッシャーになったり逆にモチベーションが上がったりもします。

夫婦どちらか一人で就農したら配偶者にも別口で働いて貰うしかないですが、独身だと変なプレッシャーがなく、ただひたすら自分が頑張るしかないだけになります。

自分一人だけが毎日なんとか生活できればいいので、収入が安定するまではそれこそ毎日カップラーメン生活でもいいし、家に帰っても野菜の調整とか夜までずっと集中してできるし(子どもがいたらそんなできない)、最悪農業がコケても、自分一人だけが損害を被るだけなのでダメージが少ないです。
(夫は家族がいた中で大コケしたので、ダメージは甚大でした…泣)

そういった意味で、独身の方は身軽にがむしゃら農業に集中できます。

実家暮らしも可

独身ならば家を借りなくても、地元で就農するなら実家を拠点に農業をしてもOKです。

実家ならば家賃はかからないし、光熱費等も払わないで済む環境なので、圧倒的に生活費を安く抑えられます。

支出が少なくなれば、それだけ農業の準備資金に全部充てられます。

まとめ

夫婦二人・独身の方が新規就農で成功しやすい理由は、夫婦二人であれば、

  1. 夫婦で同じ農業を好きという気持ちを共感できる

というのが、一番の理由でしょう。

独身の方なら、

  1. とにかく自分一人さえなんとかなれば良い
  2. 実家暮らしも可

というのが、大きな理由になっているような気がします。

こんなことを言っていると、家族がいた我が夫が農業を失敗した言い訳してるだけじゃん!と言われそうですが、夫が農業を失敗したのは、あくまで自分自身の準備・勉強不足が原因(と本人が言っている)です。

ただ、新規就農してからそのまま何年も農業を続けていられているのは、現実に上記の理由に当てはまる方たちばかりです。

もちろん、ご本人の努力が一番の成功の秘訣ですよ!

 

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