こんにちは、みごすけです。
今日は、
絹さやとスナップエンドウ
についてです!
本来ならば秋から育てる絹さや等ですが、今年は余裕がなかったので夫は苗を購入し、地植えで3月下旬に植えました。
結果的に、GWに入る頃の4月下旬には実が成ってくれて、まだまだ6月くらいまでは順調に収穫ができそうな勢いになってくれました。
そこで今回は、最初の作業だけでほぼ放置で育てた我が夫の手法を、サクッとご紹介します!
★同じく超簡単、みょうがの育て方は、こちらから。

初心者向け! 苗から育てる絹さや&スナップエンドウ
一応最初に書いておきますが、絹さや等のエンドウ類の他、なすやきゅうり等の実物は一度実りだすととにかく収穫し続けないといけないので、我が家のような週末ファーマーも毎週末に収穫をしないといけません。
本当に忙しくてたまにしか野菜の手入れができないという方は、こういった実物を育成するのは避けた方が良いでしょう。
(実ったのに放置してしまうと、野菜たちは「子孫を残したから任務終了!」となってしまい、以降実が成らなくなります。)
しかし、育てるだけなら本当に簡単なので、絹さややスナップエンドウは家庭菜園初心者向けの野菜です。
是非オススメできるお野菜ですよ♪
①まずは土作り!
種から育てるなら秋に植えるのがサヤエンドウ類の常識ですが、年が明けてから家庭菜園を始めた夫は、とりあえず苗から育てることに。
作業は下記の通りです。
- 庭全体にぼかし肥料を撒く
- その上に同じように庭全体に籾殻燻炭を撒く
- 軽く耕す
- 地面を肥沃にする目的で、庭全体にクローバーを植える
我が家はプランターではなく庭への地植えなので、まず土からなんとかしよう!ということで(昨年除草剤を2回撒いている庭です^^;)、庭全体にぼかし肥料を撒きました。
ぼかし肥料は米ぬか等の有機物を発酵させたもので、植物が栄養を吸水しやすい状態にしてくれるものです。有機物は土の中で分解されてから栄養になるので、土の中に微生物が増え、結果、土自体も良くしてくれます。
その後に籾殻燻炭も庭全体に撒き、軽く耕します。
籾殻燻炭は、籾殻を炭にしたものです。
炭は多孔質でたくさん穴が開いているので、その中に微生物が住んだり水分を蓄えたりする効果があります。また、炭はカリウムを含み、このカリウムは植物の根っこの栄養にもなります。
そしてこれはある意味実験なのですが、地面を肥沃にすると言われているマメ科のクローバーを、庭全体に撒いています。更に雑草抑制効果も狙って、これで本当に土が良くなればいいな、という願望を込めています……(笑)
わかりにくいですが、もっさり生えているのがクローバーです
これで、ようやく苗を植える段階にまでこぎつけました!
②苗の植え付け!
では早速、苗の植え付けといきます。
ちなみに、赤字で書いてある作業は、幼稚園に入園したくらいの年齢のお子さんであれば教えれば簡単にできる作業なので、是非一緒にやってみましょう♪
- タイミングとしては雨の前日に植えるのがベスト。無理なら無理で全く問題なし!
- 植え付ける前、ポットに溢れるくらい水やりをする
- 比較的日当たりの良い場所に、絹さや・スナップエンドウの苗を30センチずつくらいの間隔で植える
- 植え付けた後も根元と周囲にたっぷり水やりをする
地植えの場合、植えるタイミングとしては、雨が降る前日がベストです。
天気予報で天気を確認して、雨が降るようならばその前日に植えるのが良いでしょう。
もし晴れの日が続くようならそれはそれで問題ないので、その代わりに水をたっぷりとあげましょうね!
更に2の苗の植え付けの際、
植え付けする前にポットに溢れるくらいに水をやるのがポイントです。
水をたくさんあげると植物は根を伸ばそうとするので、地面に植えた時にも根を伸ばそうとして根付きやすくなるのです。
更に植え付けた後も、根本と周囲にたっぷりと水をやります。
根付きやすくさせるため、植える前後の水やりは絶対必須です!
植え付け時の水やりをやらないと、栽培に失敗する可能性が高くなるので忘れずに!
★我が家はやらかしました。

ちなみに、苗は1ポットに2~4株生えているものを、絹さやとスナップエンドウで2ポットづつ、計4ポット購入して、30センチずつくらいの間隔で植えました。
③支柱立て、ネット張りは必須作業!
支柱立ての必須作業の他、無駄?な補足作業もあります。
- 絹さやの周りに落花生を植える(乾燥防止と土地の肥沃効果促進)
- ネット(もしくは支柱)を張って完了!
1にある絹さやの周囲に落花生を植える、ですが、これはクローバー同様に実験感覚です(笑)
二粒撒きを3、4ヶ所ほどですかね。落花生も同じマメ科の植物なので、同じように土地を肥沃にさせる効果を狙っています。
もうひとつ、落花生は地面を覆うように生えるので、株元の乾燥を防いでくれます。
物によっては乾燥は大敵で、後に同じ場所に植える予定のきゅうりは乾燥を嫌う野菜なので、そのために今から落花生を植えました。
落花生は秋に収穫できるので、それまで乾燥を防げたら良いな~と思っています。
(落花生はつまみになるし、子どもでも簡単に収穫できますからね!)
さて、絹さややスナップエンドウは地面を這って育つ野菜ではないので、
2の、支柱立てやネット張りは必須作業項目です。
夫は今回は支柱ではなく、ネットのみを張ってみました。
なぜ今回支柱ではなくネットにしたかというと、夏に向けて定番のグリーンカーテンを作りたいからです。
絹さやの後はきゅうりを植える予定なので、併用できるようにネットにしてみました!
ネットは100均アイテムで、ひとつ200円の、2階から吊るせる用のネットです。
自宅2階のベランダから垂らしています。
小遣い内で家庭菜園費用を賄う条件なので、夫も費用は抑えめ抑えめで頑張っていますが(笑)、自宅での家庭菜園ならば100均のネットで充分ですね。しっかりと固定していれば、雨でも多少の強風でも問題ないです。
もちろん、絹さや&スナップエンドウさんたちは我が家の北向きの庭でも、比較的よく日が当たる場所に植えてあります。
④あとはひたすら放置! 水やりも追肥も不要!
苗を植えてネットを張ったら、あとは実が成るまで放置でOKです!
地植えだとあまり地面が干からびないので、天候に任せてほっぽらかしておけば問題ありません!
ただし、よっぽど萎れているようなら水やりはやっておきましょう。
そして、そもそもマメ科の植物は肥料があまりいらないので、追肥もやらなくてOK。
文字通り、本当に放置でOKです(笑)
実際、植えてから夫は1ヶ月ほぼ放置でしたが、上の写真のように絹さやさんたちは見事に実ってくれました♪
楽ちんでイイですね!
⑤収穫作業!
実が成ったらいざ、収穫です!
- 1ヶ月弱ほどで実が成るので、実が成ればあとはひたすら週末に収穫作業!
- 週末に一度収穫をしたら、少し放置した米のとぎ汁で追肥
収穫については、こちらの記事の後半に少々書いてあります。

3歳半と1歳半の子どもと一緒に収穫しました!
収穫作業は、特に親子で楽しくできるので、オススメです♪
一度実が成りだしたら、米のとぎ汁で追肥していた……
⑤収穫作業の2の追加説明ですが、以前は米のとぎ汁は栄養があるので畑の肥料の代用になると言われていましたが、最近はその通説がガラリと変わり、逆に米のとぎ汁は肥料代わりにしない方が良いということがわかってきました。
とぎ汁自体は栄養があっても、そもそも微生物が少ないから有機物も分解されづらく、逆に植物の栄養にはなりにくいらしいのです。
なので、箱物のプランター栽培だと尚更、とぎ汁は肥料には向きません。
しかし我が夫はそんな論調を小耳に挟みながらも、一度実が成ったら米のとぎ汁で追肥をしていました。
とぎ汁をすぐに畑に撒くのは良くないのはなんとな~くですが知っていたそうで、それでも、「一週間くらい放置していれば少しは発酵するだろ~」という認識で、週末に収穫をしたら肥料代わりにとぎ汁で追肥をしていたのです。
毎晩、米を研ぐ際にその水を2リットルのペットボトルに取っておいて、そのとぎ汁を絹さやたちにドボドボとかけて終了していたのですが、結果的には、今の所は特に何の問題もなく絹さやは育っています。
毎日毎日とぎ汁を撒かず、少し放置した物を週末に一回だけ撒いていたのが功を奏したのでしょうか?
なんにせよ、米のとぎ汁は肥料代わりには向かない、とのことですが、我が家の場合は庭に地植えということもあったのか、米のとぎ汁で追肥しても大丈夫でしたよ、ということで☆
収穫後の追肥も、3歳半の長男にお任せでした
まとめ
初心者週末ファーマーの夫が行った作業ですが、まとめるとこんな感じです♪
種からではなく苗からの育成だったので、まずは苗を購入してから3月下旬には植えます。
①土作り!
- 庭全体にぼかし肥料を撒く
- その上に同じように庭全体に籾殻燻炭を撒く
- 軽く耕す
- 地面を肥沃にする目的で、庭全体にクローバーを植える
②苗の植え付け!
- タイミングとしては雨の前日に植えるのがベスト。無理なら無理で全く問題なし!
- 植え付ける前、ポットに溢れるくらい水やりをする
- 比較的日当たりの良い場所に、絹さや・スナップエンドウの苗を30センチずつくらいの間隔で植える
- 植え付けた後も根元と周囲にたっぷり水やりをする
③支柱立て、ネット張り!
- 絹さやの周りに落花生を植える(乾燥防止と土地の肥沃効果促進)
- ネット(もしくは支柱)を張って完了!
④放置!
- なんにもしなくてOK!
- 追肥も水やりも、基本はやらなくてOK!
⑤収穫!
- 1ヶ月弱ほどで実が成るので、実が成ればあとはひたすら週末に収穫作業!
- 週末に一度収穫をしたら、少し放置した米のとぎ汁で追肥
これらの作業、
③ネット張りまでの作業は全て3月下旬に行い、⑤収穫は4月下旬から始まっています。
最初の土作りの段階は難しいかもですが、基本はほぼ放置が可能な野菜でもあるので、小さいお子さんと是非一緒に家庭菜園を楽しんでみましょう♪
しかし、夫は今回の絹さやの出来は個人的に「イマイチ」らしく、充分に満足していない様子でした。
ど素人の私には問題ない感じに見えるのですが、夫本人がそう言っているので、来年はまた何かお試しで色々やってみるそうです。これもまた楽しみ……かも!?(笑)
ちなみに、絹さや・スナップエンドウ等の豆科は鮮度がすぐに落ちてしまうので、収穫したその日に調理した方が絶対に美味しいです!
風味豊かですし、普段は野菜を嫌がるお子さんでも自分で収穫したとなると案外食べてくれるものですよ!(我が家の長男がそうです♪)
お豆とハムのにんにくバター炒め。夫作の簡単おかず☆
豆科の野菜で他に代表的なものを言うと、特に枝豆やとうもろこしですね。
これらは鮮度が命なので、スーパー等で購入した場合も、買ったその日に食べるのが一番ですよ!
……と、いうわけで、子どもと一緒にできる! 絹さや&スナップエンドウの育て方まとめ でした!
★同じくほぼ放置で収穫できるみょうがの育て方は、こちらから。

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