こんにちは、みごすけです!
我が家の長男は3歳児健診の視力検査で遠視を疑われ、その後正式に医師から遠視と診断されています!
正直、3歳児健診では長男の視力に異常があるなんて全く考えていなかったので、検査の時に保健師さんから
「遠視の疑いがあります」
と言われた時は、
「ふぁ? えんし?」
と間抜けな声を出したほどでした…(笑)
そんな長男の遠視について、今日は解説していきます!
遠視は早期発見・早期治療が大切!
長男が遠視と診断された時、眼科医や視能訓練士さんから色々話を伺い、私なりにも色々調べたところ、遠視は小さい頃からの治療がとにかく大事!だということです。
子供の視力は生後から急速に発達、7~8歳の小学校低学年頃には完成しますが、その間に遠視だとわからずに放置してしまうと、遠視の症状であるピンボケ状態のまま視力が正常に発達せず、最悪の場合は弱視(視力の発達が妨げられ、眼鏡をかけても見えない状態)になってしまいます。
このことから、視力の発達段階中に早期発見・治療することがとにかく大事だと言われているのです。
幸い、遠視の場合はしっかりと治療を行えばほとんどが問題なく視力が発達し、将来的にも困らない程度にまでなるとのことで、予想外とはいえ、3歳児健診で遠視だと指摘されたことは、親としては本当に良かったと思っています。
我が家の長男は、3歳児健診で遠視が疑われた!
3歳児健診は、先に自治体から簡易検査キッドが自宅に送付されます。
自治体さん
ということで、簡単な検査用紙が入っているのですが、当時3歳になったばかりの長男、言葉がまだ微妙に舌っ足らずで会話も時々理解していない時があるような子でした。
……ので、ゲーム感覚で視力検査をしようにも長男はルールが理解できず、自宅での検査は速攻で諦めたダメ母の私。
みごすけ
……そんな軽い気持ちで、自宅での簡易検査は全て諦めて当日の3歳児健診へ。
自宅での視力検査ができていないということで、保健師さん直々の視力検査をしていただくと、上手にルールを説明してくれて長男も遊び感覚で視力検査をやっています。
この時はまさか自分の子が遠視だとは思っていなかったので、
みごすけ
と、のんびりと視力検査の様子を眺めつつ、保健師さんに感心していました。
しかし、すぐに保健師さんが首を傾げ始めます。
保健師さん
みごすけ
保健師さん曰く、長男は検査用の絵を見る時に顎を上げて見ていると。
言われてみれば、検査の間ずっと長男は顎を上げた状態で、よくよく観察すると少し目も細めているようでした。
私も極度の近視と乱視持ちなのでわかりますが、見えにくいとつい目を細めるんですよね。
まさか、長男もそれ?
あれ? でも遠視? 近視ではなく? 遠視って老眼ってこと?
保健師さん
生まれつき……なんだそれ。
長男が視力が悪いなんて全く考えていなかった私は、予想外の出来事にポカーンです。
まさに不測の事態……
みごすけ
なんてことを考えながら、他は特に問題もなく、その日の健診はとりあえず終了しました。
そもそも遠視とは?
近視は、「近くが見えやすく、遠くが見えにくい症状」です。
遠視は、「近くも遠くも焦点が合っていない症状」です。
よく言われる、遠視は近視の反対だから「近くが見えにくく、遠くが見えやすい」は、嘘のようですね~。
しかし、ここで疑問。
常にピンボケ状態の視界なのに、見えにくくないの?
子どもの遠視の場合、生まれた時からずーっとピンボケ状態なので、ピンボケ状態が通常だと思っているために本来は見えにくくても、自分では全く気付かないのです。
しかも、子どもはピント調節機能が大人よりもずっと優れているため、実際の視界は悪くても子どもならではのピント調節機能のおかげで、不自由なく暮らせてしまうのです。
なんと! 恐るべし遠視!ですね。
弱い遠視だと3歳児健診でも見逃されてしまうかもしれません。
私も、長男の遠視の可能性に最初に気付いてくださった保健師さんには、本当に感謝しています。
いざ、眼科での検査へ……目薬投薬に手こずる!
そんなわけで、後日、3歳児健診の最後に頂いた紹介状を持って地元の総合病院の眼科へ。
子供の検査にも慣れているらしい女性視能訓練士さんが、上手いこと遊び感覚で視力検査をしていくと、保健師さん同様に、
視能訓練士さん
とのこと。
この目薬、要は、上記に書いた「子供ならではの優れたピント調節機能」を休ませる効果のある目薬です。
一度ピント調節機能を休ませた上で、本来持っている屈折度を正確に再検査してみましょう、ということですね。
効果は2週間ほど続き、この間はピント調節機能を休ませるので近くも遠くもピントが合いにくくなっています。激しい運動は避けた方が良いかもしれません。
更に、瞳(黒目)が大きく開く効果があるので、外では異常に眩しくなります。
天気の良い日は戸外に出ることができないくらい眩しいらしく、長男もこの時期の保育園での戸外遊びの時は、帽子をかぶっていても外に出られず、目薬の効果が続いている間は個別での屋内遊びが中心でした。(保育園の先生方、ありがとうございますm(__)m)
保育園や幼稚園に通っているお子さんは、最初に保育士さんにその旨を伝えておけばその子だけ屋内で遊ばせて貰えるよう配慮して貰えることが多いので、必ず保育士さんに目薬を点眼していることを伝えておきましょう!
そして肝心の目薬ですが、朝晩2回目薬を差さなきゃいけないというのに、長男の抵抗があまりに激しく、
みごすけ
と思うくらい、ちっとも目が開かないというね……。
しかも、朝は起きる前、夜は寝入った後に、そ~っと目薬を差そうとしているのに、まつ毛に手が触れた瞬間に速攻で起きる反射っぷり……お前はゴ〇ゴ13にでも狙われているのか?
仕方ないので、長男は夫にがんじがらめにして貰うことに。
その間に点眼したいのに、全力で目の筋力を使っているせいか瞼を開こうとすると白目が見えるどころか瞼の裏側がピロンと出てきて、まさにグロ注意状態……。
そんな過酷な環境(?)の中、なんとか一週間の点眼終了……子どもよりも大人の方が疲れた毎日の点眼タイムでした。
正式に遠視と診断される
一週間後、再度視力検査。
視能訓練士さん
みごすけ
こちらも覚悟していたので、非常に軽い感じの返事です(笑)
なんというか、自分も極度の近視と乱視で思春期頃からコンタクト&眼鏡の併用使いだし、今は面倒臭くて完全に眼鏡オンリー生活で、むしろ眼鏡ないと自分の家でも怖くて生活できないレベルなので四六時中眼鏡っ子。
夫も生まれつき斜視で、長男の年齢になる前から治療しつつ、やっぱりずーっと眼鏡もしくはコンタクトが手放せない生活。
こんな夫婦なので、長男が眼鏡生活になっても、
「お父さんやお母さんと同じだね!」
と言ってあげられる。
そう思えば、後ろ向きに考えることもないかなと思い至ったのです。
みごすけ
そして、治療の基本はとにかく眼鏡をかけること。
お風呂と寝ている時以外は絶対に眼鏡を外さないように、と先生から念押しされました。
子供用眼鏡はお値段が高く保険適用が可能なことも、この時教えて貰いました。
★子どもの治療用眼鏡の補助金申請方法についての詳細は、こちらの記事からどうぞ。

最初はもちろん「うちの子が遠視!?」と驚きもしたけど、3歳児健診で早期に発見・治療ができることになったので、結果オーライ!と前向きに捉えられると親も気持ち的に楽になれるんだな~と、我が身を持って実感しています^^
おわりに
子どもの遠視は早期発見・早期治療が基本です。
現在は3歳児健診で視力検査が取り入れられているので、ほとんどが3歳児健診で見つかることが多いようですが、弱い遠視程度だと見逃されてしまう場合もあるようです。
6~7歳で、物を書く時や見る時に異様に近づく……とかで初めて周囲がわかる場合もあるので、言葉が通じ始める3歳児健診で発見できれば一番良いですよね。(その前からわかれば尚のこと!)
我が家の場合、自宅で私が視力検査を行っていたら長男の遠視は見逃していた可能性が非常に高いので、あの時は保健師さんに頼って良かったと思っています。
通常に問題なく育っていると親は思っていても、予想外のところで予想外のことが判明することもあるので、3歳児健診は侮るなかれ!と、今になって心の底から痛感しています。
なので、普段の生活から些細なことでもなんでも心配なことがあれば、どこに相談していいかわからない……という方も、3歳児健診は各自治体必ず実施しているので、それをきっかけにまずは保健師さんに相談してみると良いですね!
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