こんにちは、みごすけです。
3歳児健診で遠視と診断された長男ですが、今年の夏、定期的に行っている眼科での検査時に、視能訓練士の方からアイパッチの装着を指示されました。
みごすけ
イレギュラーなことに途端に頭が回らなくなる私の脳内で一瞬プチパニックが起こりましたが、アイパッチという言葉自体は、夫が斜視のためにその治療のやり方も一応見知ってはいます。
それでも、やはり我が子となると「大丈夫かな?」と心配になるもので、夫とあれこれやり方を考えてみた結果、現在アイパッチを始めてから約4ヶ月、嫌がることもなく順調にアイパッチ治療を進められています。
アイパッチ治療とは?
そもそもアイパッチ治療とは何かと言いますと、子どもの弱視等の治療に行われるものです。
視力に左右差がある場合に、視力が良い方の目にアイパッチをして視界を塞ぐことで、視力が悪い方の目の視力の発達が促されるのです。
我が家の長男の場合、左目の方が視力が悪いので、右目にアイパッチをしています。
長男は夏に行われた検査の時点で、右目の視力が1.2に対し、左目は0.7でした。
視力に左右差があるので、アイパッチをしてみて左目の視力の発達を促そう、ということになったのです。
アイパッチの装着期間は?
これは個人によって変わってくるみたいです。
我が家の長男は、毎日1~2時間程度という指示でした。
保育園から帰ってきてからで構わないので、毎晩必ず1~2時間アイパッチをつけてくださいというお話で、そのように従っています。
ですが、長男の眼鏡が壊れて裸眼で過ごした期間もあって、その間はアイパッチをしない日が続いたり、装着時間が1時間に満たない日もあったりしましたが、今の所、視力に問題ありません。
なるべく、アイパッチ装着期間を平均1時間は確保しようと、親も努力している真っ最中です。
アイパッチは布タイプか、貼るタイプか
お医者さんから布タイプ、貼るタイプ、どちらかで指定された場合は、お医者さんの指示に従うべきです。
長男の初眼鏡を購入したアンファンさんでは、ジョイパッチという布製のアイパッチも販売しています。
興味のある方は店頭もしくはホームページをチェックしてみてください。
★アンファンさんの口コミレビュー記事は、こちらからどうぞ。

どちらでも構わない、特に指定がない場合、私がお世話になっている視能訓練士の先生曰く、貼るタイプの方がオススメとのことです。
アイパッチを装着する時、完全に視界を塞いで遮光もされていないとアイパッチの意味がなく、布タイプは貼るタイプに比べて遮光がされにくいと仰っていました。
なので、最初は我が家も病院内に入っているコンビニでアイパッチを購入。
ネットだと36枚入って大体1,000円ほど。
薬局やコンビニだと12枚入りの箱で税込み400円以上するので、送料込みならばネットで大量買いした方がオトクです。私も今はネットで購入しています。
消耗品なので、少しでも安い方法で購入しましょう!
また、貼るタイプだと肌が弱いお子さんはかぶれるか心配ですよね。
我が家の長男もアトピー性皮膚炎の私から産まれたせいかもれなく肌が弱いので、上下の粘着部分どちらかを切って使っています。
わかりにくいですが、上の部分を切って貼っています。
毎日、アイパッチの上下の切る方を替えれば、肌への負担が軽減しますよ!
ちなみにこちらのベージュタイプ、絆創膏のような粘着テープなので、しっかりと装着できて遮光できる分、剥がす時が少し痛いです。
お子さんの年齢が低いと、剥がす時に泣いてしまうかもしれません。
そんな時は、同じアイパッチのホワイトバージョンがあります。
貼る部分が不織布でできているので肌にも優しく、剥がす時もあまり痛くないので、ベージュタイプを使用していた時はそろそろとゆ~っくり痛くないように剥がしていた長男も、ホワイトタイプだと「てやんでぃ!」と言わんばかりに威勢よくベリーッ!と剥がしています。
ただその分、ベージュタイプに比べると粘着力が弱いです。アイパッチを嫌がるお子さんだと、難なく自分で剥がせてしまうこともあるでしょう。
大人から見ても、粘着部分が弱くてたまにちゃんと貼れているか心配になる時もあります。
肌に優しく粘着力が心配な分、アイパッチの上下どちらかを切らずにそのまま貼っても大丈夫な点も、ホワイトタイプの特徴です。
メリットデメリット、お子さんの性格等を考慮して、合うものを選んで購入するようにしましょう♪
現在はホワイトタイプを使用しています。
それとこの商品の場合、4~5歳くらいの幼児ならば乳児用サイズで充分です。
長男は初めてアイパッチを装着したのが4歳になる前で(現在は4歳になりましたが)、1~2歳の乳児用で充分に間に合っています。特別小顔ではない、むしろ大きめな顔面サイズですが、乳児用でまだ大きめなくらいです。
サイズを幼児用に変えるのは、小学校に入る前後になってからで良いでしょう。
アイパッチ治療の効果的なやり方
視力が良い方の目にアイパッチを装着したら、必ず眼鏡をかけます。
子どもの遠視や弱視の治療は常時眼鏡着用は基本で、これはアイパッチ装着時ももちろん同様です。
手元を動かす!
そして、手元を動かす作業をしましょう。
子どもだと、塗り絵とか折り紙が最適です。
手元を動かす作業を視力の悪い目で見て動かすことで、視力の発達をより促すことができます。
ただテレビを眺めているだけだと、しっかり目を使っていないのであまり効果的ではありません。
スマホゲームに真剣な長男。
賛否両論ありますが、我が家の長男はゲームをさせています。
ゲームの場合、スマホや、DSのような小型ゲーム機に限定しましょう。
プレイステーションやWii等、テレビを見て遊ぶ据え置き型ゲームよりは、小型ゲーム機のような手元を見て動かすゲームの方が、アイパッチ治療には向いています。
視能訓練士の先生にも伺いましたが、アイパッチをしっかりするならゲームでも問題ないそうです。
子どもがアイパッチを嫌がらないでする方法
我が家の長男は、今も特に嫌がらずにアイパッチをしています。
なぜかと言うと、
アイパッチをする = 良いことが起きる
という風に、最初から刷り込みをしたからです。
上記にも書いたように、(賛否両論ありますが)長男にはアイパッチのためにゲームをさせています。
長男はスマホでやる子ども向けゲームが大好きなので、私たち親がゲームをさせてくれると言うならば、何よりも喜んでゲームをします。その特性?を生かし、
アイパッチをする = 良いこと(ゲームができる)が起きる
と、教え込んだのです。
おかげで、現在4歳の長男はアイパッチを嫌がることなく、むしろ自分から「アイパッチするー」と言ってくるくらいです。(ゲームができるから当たり前なんですが)
我が家はスマホゲームだけでなく、飽きないように誕生日プレゼントに3DSゲームも購入してみました。スマホゲームと交互にやりながら楽しんでいます。
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もちろん、ゲームをする時の約束は徹底させています。
ゲームをする時は必ずアイパッチをしないとさせないし、悪いことをすればゲームはできないと約束しているので、そういう日はゲームは絶対にやらせずに他の塗り絵等でアイパッチ治療をさせます(アイパッチをしない日もあります)。
そしてもちろん、私か夫が「ゲームを終わりにしなさい」と言えば、問答無用ですぐにゲームを終わりにさせています。
なんにせよ、治療とはいえ片目を塞がれるアイパッチが不快なことは大人だって同じなので、少しでもその不快感を軽減させてあげるために、
アイパッチ嫌い夫
というのが、同じように幼少期にアイパッチ治療の経験がある夫の意見です。
我が家の長男はゲームという手段を使っていますが、ゲームでなくても、アイパッチをすれば大好きなお菓子が貰えるとか、それぞれのお子さんに合ったやり方を取りましょう。
その際、好き放題にゲームをやらせるとか、お菓子を好きなだけ与えるとかでなく、アイパッチをして子どもにとって大好きなことをやらせる時も、親との約束を徹底させ、守らせることが大切です。
子どもが約束を守れず、親もそれに見合った罰を与えられないようであれば、この方法は最初からやらない方が良いでしょう。
まとめ
小さいお子さんだと、アイパッチを嫌がることも少なくありません。
私も、最初は当時4歳になる前の長男にアイパッチ治療ができるか、正直心配でした。
……が、アイパッチ治療の経験がある夫の助言を得て、「アイパッチ=ゲームができる」というように、最初からアイパッチに対して良いイメージを持たせることで、長男は今も嫌がることなくアイパッチをしています。
アイパッチは視力の発達を促すための立派な治療ではありますが、小さいお子さんだとまだ治療の意味を理解できません。
意味もわからず嫌々アイパッチを毎日続けるよりかは、約束を守りながら楽しい気持ちで続けられた方が親子にとっても良い時間に繋がります。
効果的に治療を進めるためにも、私たち親の方も試行錯誤しながら、子どもと一緒に楽しくアイパッチ治療を進めていきましょう!
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